英語学習メンタル

英語学習の目的が決まった後に考える目標の例

こんにちは、イタルです。

前回英語の学習には目的が重要だという記事を書きました。

今回は目的が決まった後の目標設定について書いていきます。

目的と目標、どちらの要素も非常に重要なので、目的について書いた前回の記事も参考にしてみてください。

今目的が決まっていなくても大丈夫!英語を学習する目的について考える 英語学習において正しい学習方法で継続していたとしても、そのままのモチベーションをキープしたまま上達していくことは難しいと思います。 ...

目標はSMARTを意識しよう

これは英語だけでなく全ての目標に共通した事ですが、目標はSMARTの法則を意識すると良いです。

SMARTとは以下の英語の頭文字から取ったものです。

目標設定に重要なSMARTの法則
  1. Specific 具体的な
  2. Measurable 計測可能な
  3. Achievable 達成可能な
  4. Relevant 関連性のある
  5. Time bound 期限のある

(英語を学ぼうを思っている皆さんはこういう英語の略字にアレルギー無いですよね笑)
この5つを目標に入れていきましょう。

一見難しそうですが、要は「無理のない範囲で」「目的に合った学習を続けて」「いつまでに何を達成するか?」を決めようということです。

目的が決まった後に目標を考えよう

先に目的を決めることが大事です。

なぜか?というと、先ほど述べたSMARTの法則に関わるお話になります。

例えばモチベーションがあがった状態で、いきなり「1年後に映画を字幕無しでレベルになる」を目標にするのはAchievableの所が考慮されていません(流石に無理があります)

また、映画を見るという事で最も必要な能力はリスニングと単語力になってくるでしょう。

なのに、リーディングを一生懸命やってしまっていたとしたら、関連性(Relevant)の所が考慮されていませんね。

このように目的を設定する事で、目標設定の方向性が見えてくるので先にまず目的を設定していきましょう。

全ての英語学習者に共通する目標

しかしほぼ全ての英語学習者に共通した目標は存在する、と私は思っています。

それは、

  • 基礎文法の知識
  • 基礎英単語の知識

という2点になります。
これは全てにおいて英語力のベースになるものだと思っています。

基礎文法の理解

アウトプットにしてもインプットにしても、基礎文法の知識が無いと英語力は伸び悩みます。
最低限でも中学で学ぶレベルはクリアしておきたい所です。

基礎単語の理解

単語も目的を持って学習している方は最低でも5,000語レベルは必要でしょう。

ここは単語の参考書で勉強しても良いですが、ある程度上級のレベルを目標にされている方は他の学習の過程で学んでいく形でもOKです。

以前に紹介した英語上達完全マップでも、英単語に特化した学習は比較的後半のタイミングで出てきます。

目的別で考える英語学習設定例

目標設定の仕方についてクリアにはなってきたと思いますが、まだ難しい部分もあると思います。

ここからは事例を交えて、具体的な目標の立て方を挙げていきたいと思います。

ビジネスでの使用が目的の場合

ビジネスで使用する目的での勉強の場合を挙げて見ましょう。

とはいえ漠然と「ビジネス英語を身につけたい」という目的では目標が設定しづらいので、もう少し深くイメージを具体的にします。

  • 商社で働いている
  • 取引先は東南アジア
  • 現地の方々とTV会議で話すことがある(週1〜2回)
  • 普段の会話はチャットやメールで行うことが多い
  • 自分がリーダーとして現地の人と交渉できる能力を身につけたい。

Measurable(計測可能)、Relevant (関連性)

もしあなたの希望するポジションがTOEICスコアなどで設定されていれば、目標はそのスコアになります。

もしそういったものが無い場合は、自分で設定していきましょう。

TOEICスコアを目標にするのは、TOEICがビジネス英語にフォーカスを当てた試験だからです。

目的が日常会話なのにTOEICスコアを目標にされる方がいますが、あまり関連性という意味ではおすすめしません。

とはいえ、試験は計測可能な目標としては非常に良いと個人的には考えています。

日常会話が目標の方は英検やVersantスコア等を目標にすると良いかと思います。

ビジネス英語が目的であれば、TOEICが筆頭になるかと思います。

ただし、海外での就業を目指している方はIELTS等を受験した方が良いでしょう。

話をTOEICに戻しますが、どの位のスコアがあればアピール材料になるのか?というのを想像する感じです。

今回ネイティブのレベルは求められていないので、ビジネスとして最低限必要なレベルのTOEICスコア730を中期目標に設定します。

ここで一度、目標との差を測るためにTOEICを受験します。

ここでは仮にスコアを500と設定します。

Time bound(期限)、Achievable (達成可能か)

差は230と大きいものの、1年で達成できないレベルではありません。

とはいえ、1年で達成するとなるとだいたい1日3時間近く学習は最低必要となってきますので、現実的にこのくらいの学習時間が取れないようであれば期限を延ばしましょう。

Specific 具体的

中期目標であるTOEICスコアはだいぶ具体的になりました。

さらにその目標を達成するための短期目標を設定していきます。

カテゴリ行動数字目標
発音英語ネイティブとの会話では無いため、ネイティブレベルまでブラッシュアップする必要はない。
リスニングの為に最低限のレベルまでトレーニングする。
発音に特化した本を2周する
文法このレベルではまだ基礎から学ぶ必要がある。
TOEICと関係の無い文法書から進めていく(日本語で書かれたものでOK)
内容が長いので、一通り読み終わったら難しいと感じた所を再度読み返す。
基礎文法書を3回読み返す。
その後TOEIC パート5、6に絞った問題集を3周する。
リスニングシャドーイング 、ディクテーションを中心のトレーニングを行う
慣れてきたら実践的なTOEICリスニングパートの問題集の学習に移る。
中学生レベルの本を1冊こなす。
3周したらTOEICのリスニングパートの問題にチャレンジする。
スピーキング・ライティング
当面TOEIC LRテストが目標のため、具体的な練習は控えめにする。
いずれ学習のメインと必要になるが、現時点ではアウトプット前のインプット学習に集中する。
モチベーションが続かない場合はオンライン英会話などを間に挟むのもOK。

こんな感じで決めていき、それぞれをいつまでに終わらせるか?を決めて生きます。

さらに参考書をいつまでに終わらせるか?などを日々の学習スピードに合わせて細かくやっていくと良いですね。

まとめ

英語学習において目標を立てることは非常に大事で、本来学習者のモチベーションを高めてくれるものです。

しかし、SMARTを意識できていないと無理な目標を立てて逆にモチベーションが下がったり、いつまでも効果が出てこない可能性があります。

目的と合わせて、あなたの英語学習の方針にしっかりとした柱を作っていきましょう。