英語学習法

スマホやPCの設定を英語にするのは本当に効果があるのか?

英語学習をする時に良くオススメされている方法が、「日常生活を英語環境に持っていく」という話です。

具体的には自分のスマホやPCの設定を英語にするといったことが挙げられます。

私もこのやり方を実践した経験があり、今も設定は英語のままです。

個人的にはこの事により劇的に英語力がアップしたとは言いづらいのですが、少なからずメリットはあったと感じています。

今回はこの設定を切り替えるメリットと、その効果について書いていきたいと思います。

スマホやPCを英語設定にするメリット

一番わかりやすいメリットはメンタル的な所かと思います。

設定を英語に変えることで「自分は英語を勉強しているんだ」という事をより意識できるのと、「設定を英語にしている私カッコイイ」という少し自意識過剰な感じになります(笑)

これが英語設定に切り替えた直後の状態で、だんだん慣れていくに従ってその気持ちは薄れていきます。

特に自分の知らない機能を使わなければいけない時(設定画面を触る時など)、日本語であれば特に調べなくてもいけるところが、英語設定だとスムーズにできずストレスに感じる時も多いです。

このストレスを英語学習の機会と捉えて、調べて理解していくことが英語設定に切り替えることで得られる最大の恩恵だと思います。

ただ英語設定するだけでは効果は薄い

つまり英語設定にするだけでは英語学習効果は薄いと言えます。

実際に設定してみると分かりますが、最初は英語に切り替わったことにより新鮮さを感じます。

ただ、使っている機能って人によってほぼ決まっている事が多いので、すぐに慣れてしまい、新たな事を学ぶという事は少なくなっていきます。

なので、残念ですが英語設定に切り替えるだけで英語力がアップするといった、魔法のような事は起こりません。

英語力をアップさせるにはより積極的な学習をしていく必要があります。

効果的な学習方法

ここからはスマホを使った学習方法について紹介します。

先ほども書いた通り、スマホを英語設定に変えただけでは英語力の上達は見込めません。

そこに書いている単語や意味を理解することが大事です。

初級〜中級者向け学習方法

スマホでもPCでも追加で1台あると良いです。

メインの機種を英語設定に、使わない方を日本語で設定します。

意味が分からないものは、日本語の設定の方で確認をするという感じで学習を進めていきます。

もし端末が1台しか無い場合は、少し面倒ですが以下の方法でやっていきます。

  • 分からない箇所があったら、そこでスクリーンショットを撮ります。
  • 言語設定を切り替えます。
  • 意味を確認します。
  • 再度言語設定を英語に戻します。

分からない箇所が多い場合は、最初にスクリーンショットをたくさんとっておき、一度に確認する形がオススメです。

中級以上の方の学習方法

中級レベルからは、日本語訳に頼らず自分で調べていきましょう。

スマホやPCの言語設定には専門用語が多いです。

例えばiPhoneの設定画面には「Sounds & Haptics」という項目があります。

意味を想像するとバイブレーション的なものか?と思いますが、ここで調べます。

調べる時も英語です。

What is haptic?

などのワードで調べていきます。

Haptic technology, also known as kinaesthetic communication or 3D touch, refers to any technology that can create an experience of touch by applying forces, vibrations, or motions to the user.

触覚を通してユーザーに情報を発信したり体感をさせるテクノロジーのこと全般をhapticというわけですね。

振動(vibration)もhapticの一部ということがこれで分かります。

ちょっと時間はかかりますが、こうやって調べていくことで記憶が確実に定着していきます。

まとめ

スマホやPCの言語設定は上手く使えば非常に効果を発揮する学習方法です。

それでいて非常に簡単に始められます。

まずは、モチベーションアップのために簡単に切り換えるところからやってみても良いでしょう。

先ほどは少し否定的に書きましたが、そういうメンタルから変えていくことも結構重要です(笑)